ジムが続かなかったみゆきの将来性を信じるパーソナルトレーナーと綴る女性のためのトレーニングブログ

  1. ボディメイキング

パーソナルトレーナーに聞く!ボディメイキング~合気道編vol.2~

みゆきさん、合気道って筋肉必要ないんですか?

こんばんは。
みゆきです。

前回は合気道とは何か?ということを紹介しましたね。
今回は具体的にどんな原理で合気道は成り立っているのか?というところを紹介します。

これは私たち女性には目から鱗のないようですよ笑

<目次>
①合気道に力は必要ない。でも筋肉は必要!
②「合気」とは刀の鍔迫り合いから生まれた
③演舞をするととても美しく、目を奪われる

①合気道に力は必要ない。でも筋肉は必要!

https://www.youtube.com/watch?v=ozMY9c0ECzw

前回の記事の中で塩田剛三師範が「神業」について紹介しました。
150cmで小柄、老齢の男性が大柄な武道家をどんどん投げ飛ばしていましたよね。

今回は私が大学時代に教わっていた師範、遠藤征四郎師範の動きで紹介します。
遠藤師範は、開祖の最後の直弟子で、源流の動きができる生ける伝説そのものです。

ちなみに、外国の方も稽古に出られているのは、お盆の時期に長野の佐久道場で5日間の合宿稽古が行われ、ここに世界中から弟子たちが集まるからです。

動画にあるように、決して力は使用していません。
寧ろ全身をリラックスして脱力されています。

イメージしていただきたいのですが、仮に力の強い男性に手首を掴まれると、なかなか逃げられませんよね?
力で振り解こうと自分も力を入れてしまうと、相手は反発してより力を入れてしまいます。

力に力で対抗しても叶わないのです。
だからこそ「脱力」が大切で、極端に言えば、全身ぐにゃぐにゃになるぐらい柔軟でいることがコツです。

手首以外のところ、例えば肘、肩、肩甲骨、胴体、下半身などを動かして、自分が有利な体勢と間合いを取るのです。

ちなみに、合気道に筋肉は必要ですが、それは相手をどうこうするものではなく、自分の姿勢を保つための体幹や背筋、腰を落として重心を安定させるための下半身の筋肉です。

遠藤師範は脱力をされていますが、実際に腕を持つと大木のように重く、びくともしません。
そのまま座られると、動画のように自分の一緒に体制が崩れてしまいます。

とても不思議ですが、面白いですよね!
私はこの理屈を理解するだけで半年、型としてできるようになるまで1年、ちゃんと技が身につくまで2年かかりました。

②「合気」とは刀の鍔迫り合いから生まれた

https://www.youtube.com/watch?v=LBnsWapkCks

合気道は剣の動きをベースにしています。
合気は、例えるなら武士同士が刀で鍔迫り合いをしている状態を利用します。

相手の刀が自分に向いていて、気が抜けない状態。
合気道は実戦を想定した動きをしているため、この刀が自分に当たらないように動くことが大切なのです。

従って、もし体制が崩れれば、相手に斬られない為になんとかして起き上がります。
このときの相手の力を利用して投げたり、もう一度体制を崩したりと、新しい技につなげます。

合気道の言葉で「気結び」と呼ぶのですが、これが技をかける方は楽しいのですが、技を受ける方は必死でついていくので、下半身がとてもきついです。笑

ですが、本当に全身を使う武道なのでとても引き締まります。
他にも、人体の反射、関節、力がうまく入らないポイントに重心をかけるなど、たくさんの技術を駆使して

③演舞をするととても美しく、目を奪われる

最後に、私が実際に稽古を受けた師範の方々の動画を紹介します。
一見すると力を使っていたり激しくも見えますが、全て原理は同じです。

お分かりでしょうか?
どれだけ腰を落としても、姿勢に乱れがなく、とても綺麗ですよね!

合気道がやりたいな〜とふと思ったときに観る動画でした笑

いかがでしたか?
合気道は不思議パワーでもやらせでもありません。

気になる方は実際に体験に行ってみてください!
その面白さに病みつきになります。

次回は筋トレによっておしゃれになるファッション編を紹介します。
お楽しみに〜!

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