みゆきさん、合気道ってどんなスポーツなんですか?
こんばんは。
みゆきです。
先日、トレーニング後にパーソナルトレーナーと雑談していて、学生時代に経験したスポーツの話になりました。
パーソナルトレーナーは野球やバレーボールなど、球技を専門にされてきたとか。
私が大学時代に合気道をしていた話をすると「みゆきさん!前から気になっていたんです!合気道ってどんなスポーツなんですか?」と聞かれました。
ということで珍しく、私がパーソナルトレーナーに教えることになりました笑
今回はそのまとめた内容を紹介していきます。
<目次>
①合気道は礼儀作法を重んじる武道
②「合気」について学ぶ人が世界中から集まる
③護身術としては最適/慢心は危険
①合気道は礼儀作法を重んじる武道

合気道は植芝盛平が開祖(創始者)で、剣の動きを取り入れた武道です。
彼は「公益財団法人合気会」という法人を設立して、世襲制のため子孫である植芝守央氏が道主を引き継がれています。
武道全般に言えることかもしれませんが、合気道は礼儀作法をとても大切にしています。
目上の人はもちろんですが、合気道を通じて教える側も教わる側も、年齢や立場に関係なく相手に敬意と思いやりの心を持つことを学びます。
私は座ったときに猫背になりがちだったのですが、正座で背筋を伸ばす習慣がついたので、姿勢が良くなりました。
また、道場が使用できることや合気道が学べることは当たり前ではないので、道場に礼をして入ったり、神棚に礼をしたりすることも忘れません。
宗教ちっくに聞こえるかもしれませんが、サッカーで例えるなら、試合でコートに入る前に礼することを同じですね。
感謝を忘れないことを学べます。
②「合気」について学ぶ人が世界中から集まる
合気道について見たり聞いたりしたことがある方は、「やらせ?」、「不思議な力?」と疑問に思わる方が多いです。
上の動画は、開祖の直弟子である塩田剛三氏で、「神業」と言われた技を披露します。
ロバート=ケネディのボディガードは、190cmもある大柄な人ですが、全く起き上がれませんね笑
開祖も150cm代で、元々は小柄な人が体格の良い相手に対しても、身を護れるようにするために生み出されました。
次回紹介しますが、これにはちゃんと原理原則があり、大人数であっても、体格差があっても関係ないのが合気道なのです。
武道に限らず達人の域に達した方は、周りの人が見れば気が遠くなるような努力や理解できないことを継続されていることが多いです。
塩田氏も反射の動きを学ぶために、8年間金魚鉢を叩いて中の金魚の動きを研究されたそうです。
だからそ身につけられる「合気」。
私が指示していた師範は、毎年お盆になると世界中からお弟子さんが集まり、指導されています。
世界的に競技人口が多く、人気があるのです。
余談ですが、アメリカのハリウッドスター、スティーヴン=セガールは合気道7段まで極められた達人です。
警察の訓練科目にも合気道は採用されています。
それほど価値のある武道ということがわかりますね!
③護身術としては最適/慢心は危険

合気道の大前提は体格差、年齢差、筋力に関係なく身を護ることができる。
そのため、女性が身につける護身術としては、おすすめできる武道の1つです。
ただし、注意していただきたいのは、合気道を学んだから安全というわけではありません。
私は大学時代に4年間部活動で合気道を学びました。
2段まで取得し、真剣に取り組んだ経験からお伝えすると、合気道そのものは使えないです。
矛盾するようですが、ストリートでちゃんとした合気道の技を極めるのは難しいです。
もし暴漢に襲われそうになれば、逃げる方が賢明です。
使えるとすれば、合気道で身につけた攻撃の捌き方、間合いの取り方、拘束の外し方ぐらいです。
もちろん、師範クラスになれば間違いなく素人相手であれば通用するでしょう。
大切なのは「何を目的に稽古をするのか」、「身を護る最適な方法は対峙だけではない」ということです。
いかがでしたか?
少し固いお話になりましたが、間違いなく老若男女関係なく楽しめます!
気になる方はぜひ一度体験してみてください。
次回は合気道の原理は何か、健康やダイエットの側面で良いか紹介します。
お楽しみに〜!
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